2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

法律をもっと深く

勉強を始めて見るとそんなに甘くない。 周りは法学部の現学生、卒業したばかりの人で、若い人ばかり。 卒業して3年位経っている男性は、弁護士にかけている風で、服は粗末で靴や靴下には穴が空いている。でも彼はよく笑って明るい。 そんな人達も私を受け入…

会社は3年が、まず目標

会社を始めて1年半を過ぎた頃、営業マン風の若い女性が訪ねてきた。 話を聞くと、「女性で起業した人を訪ねて統計をとっています」と言う 「なぜ会社を作ったのか、この業種を選んだのは?」と聞かれた。 自信をもって答えられなかった。 「社会と関わりた…

お2階さんは金融屋 2

ある日従業員が左手に大きな包帯を巻いて帰って来た。 「どうしたの?大きな包帯をして骨折でもしたの?痛々しいわね」と言うと、 彼は「医者で小指を切って来たんだ。」と言った。 とたん、私の頭の中は彼の言葉を理解しようとパニックになった。 (医者で…

お2階さんは金融屋

この事務所は1階だけれど、2階には金融業の事務所が入っている。いわゆる「金貸し」。 事務所を借りる当時の私は、(又、笑われるかもしれないが)2階が金融屋とは気づかなかった。意識もしなかったし、全く目に入らなかった。 金融屋の袖看板は見ていたが…

社長の椅子に座ってみた

会社名は、夫が「僕が考えよう」と言ってくれたのでお願いした。 社名はカタカナ名で、社名だけだと何の会社か分からない。 夫が「この名前なら不動産が駄目になっても他の業種にすぐ移行できる」なんて言う。 そんな事を考えていたんだ。長く続かないだろう…

いよいよ事務所を借りる

法学部を卒業する半年前、いつも通る所に貸事務所の募集が貼ってある事務所があった。 新築の4階建ての小さなビルだったけれど、1階は暫く空いているようだ。そこを通る度に気になって物件を見る。「まだ決まってないんだ」 その場所は道路拡幅で、建物が壊…

目覚めた私 2

主婦だけではなく何かしたい。 花屋、洋服や、食べ物や。色々考えたが、ピンとくるものがない。 せっかくの資格があるから不動産屋はどうかしら? 夫に話すと、勿論夫は反対、家族の誰も賛成しない。 実家の母に話すと毎日電話をかけてきて、「やめなさい、…

目覚めた私

結婚当初私は、主婦の義務と思って嫌いな家事をこなしていたが、家事は好きではない。 そのせいかどうか分からないが、私はフット心に穴が開いたような気持ちになる事がある。 そんな疑問を持つこともない方が幸せなのかも知れない。しかし、その疑問の思い…

どの様な人生を歩むのか、生きてみなければ分からない。そして、挑戦しなければ何も始まらない。どの人も自身でさえ気が付かない能力や才能が体の中に眠っている。その才能を仕事と社会と共に育てるのです。私はこの仕事を始めるまでは現在の自分を想像する…